2022年02月28日
変種フウトウカズラの種採集と今後〜

こんにちは〜

今回の南紀行の目的の一つ。

フウトウカズラの自生地です。

もう何年も前から気になっているのですが、1本のフウトウカズラの実がほかのフウトウカズラに比べて色が薄いんですよね。
この一本だけです。
普通のフウトウカズラの実はもう少し赤色が強いんです。
それに比べてこの子はオレンジ色で葉っぱの色も浅く、黄緑色なの。
普通のは濃いグリーンなんですよね。
たまたまかと思って観察していましたが、もう何年もこの調子です。
おそらく遺伝子的な差異だと思えますが、今回はこの子の種を採集です。

遺伝子的な差異が起こっているならば、この子の種からはもっと変わった子も出そうだもんね。
白い子なんて出るかも〜
すっごく楽しみ〜

ちなみにフウトウカズラ、haruさんは食べてるもんね。

全草柔らかい胡椒香と特有の青臭さみたいな不思議な香りが有るんです。
匂い物ですから好みにも左右されますが、クセになる香りですよ。
最初は「うんっちょっと」って言う香りですが大したことは無く。
何回か食べてると「この香りこの香り」みたいになってきます。
パクチーや明日葉よりずっと食べやすいもんね。

最初から食べ物な植物や動物は存在しません。

いつか誰かが食べるようになって改良されてきたものばかりです。
フウトウカズラがいつの日か食べ物として認知されますように〜


園芸品種的に言うと「オレンジ実のライムグリーンな葉」の品種なんですよね。
香りも少し違うかも〜































