こんにちは〜


タマネギとマッシュルームと豚バラのトマトソース煮込み。

何だか変な枝がのっかてるでしょう〜
多分現代ではあまり見ることのできない古のハーブ「マートル」ですよ。

まだ胡椒が発見されていない大昔、古代ローマでは胡椒の代わりに使われていたのがマートルです。
ギンバイカとも言われて果実や葉が利用され、油やお酒も造られていた様子です。
葉っぱには強くて穏やかな香りが有り、苗なんかはネットでも売られているみたいですが、一般的ではないみたい。
ですが、古代ローマやシュメールでは神聖な植物であったのだから何か意味が有るでしょう。

うちは昔から生えてるので、ご先祖さまが余程楽しい人だったのでしょうか。
確かに私もご先祖様から植物大好きが受け継がれているし〜
植物好きと好奇心と食欲の3拍子ですから〜
食べてみないわけにはいきません。

用意するもの〜
　０　市販のチキン煮込み用トマトソース（レトルト使用）
　０　豚バラ肉　適量
　０　タマネギ　適量
　０　マッシュルーム　適量
　０　マートルの葉付きの枝適量
　（全部規定量程度にね）
作り方〜
　０　ソースの裏に書いてあるのでやっつけて下さい
　０　煮込む途中でマートルを入れ蓋をします

でっきあがり〜

胡椒の代わりに使われていたぐらいで香りはしますが、胡椒みたいにピリッと感は無く、香りも胡椒の香りじゃあなくって穏やか系。


胡椒をバラに例えるとマートルは梅花的。

腐りかけのお肉の匂い消しには強烈な胡椒の方が良いです。
ただし、体臭を消すためには胡椒は刺激が大きくってあまり使えませんが、マートルは良いかも〜
マートルが大昔に冠なんかにも使わたり、女神の聖花に使われていたのが理解できます。

バラも匂いが強く体臭消しとして香水なんかに利用されますが、梅花は昔の日本では奥ゆかしく口臭消しとしてつぼみを噛んだりしていました。

マートルの方が奥ゆかしく感じます〜




なかなか表現しがたい香りですが悪くはないですよ。