おはようございま〜す。


紀南で種とハーブ用に採って来たフウトウカズラ。
豚バラと炒めると見た目も良く非常に美味しいです。
日本本土唯一と言える胡椒科の植物なんですよ。
フウトウカズラは手に入れにくいけれどレシピ書いとこうっと。

豚バラ肉のフウトウカズラ炒め。

用意するもの〜
　０　フウトウカズラの実　　適量
　０　豚バラ肉　　　　　　　適量
　０　お塩　　　　　　　　　少々
作り方〜
　０　フライパンに豚バラ肉を入れて炒めます
　０　豚バラ肉から脂が出てきたらフウトウカズラの実とお塩を入れて炒めます

でっきあがり〜

フウトウカズラの実が良い色合いでお料理を引き立ててくれます。
香りも胡椒の様な体験したことの無い香り。
癖になる香りです。
香りと言っても食べにくいような香りでは有りませんが、セロリがセロリ、胡椒が胡椒以外に例えようがないのと同じです。
全く新しい香りのジャンルです。
フウトウカズラはよく青臭いとも形容されていますが、マメ科のような青臭さは有りません。
新しい香りなので最初は戸惑いますが、実ごと食べれてなかなかいけますよ〜





フウトウカズラは国内では関東以西に分布していますが今まで使われなかったのは、日本本土では昔は胡椒を食べる習慣も必要性も無かったからでしょう。
沖縄では島胡椒が使われていましたが、フウトウカズラは胡椒ほどの刺激感が無いので、より肉の臭みを消せる島胡椒を選択的に使ったためフウトウカズラは利用されなかったと思われます。


現代ではフウトウカズラしか持っていない特異的な香りを生かせるような気がいたします。
ってことで〜
和製ハーブ作ろうっと。



今日もみなさまにとって楽しい１日になりますように〜

おはようございま〜す。


わざわざ紀南まで行った目的の一つ。
フウトウカズラの種採りですよ。

オレンジ色のフウトウカズラね。

房になっているのでいっぱい種が採れます。

でもね、沖縄の島胡椒のように発芽率がすっごく悪い可能性が。
もう何年も自生地に行くのですが、実生の小さい苗を見たことがありません。

ツル性ですので、主な増殖はたまたまツルが切れて２本に分かれるって雰囲気でしょうか。
それでもこのオレンジ色の様に個体差が有るのは枝分かれないし実生の結果です。

もう少ししたら蒔いてみたいと思います。




で、只今洗って乾燥中です。

種を蒔くのはもちろんですが、果皮果肉と種と葉っぱに分けて乾燥粉末にし、味を見てハーブにしようと思っています。

胡椒ほどピリ辛感がないですが、胡椒とは違った面白い味と香りを持っています。
使いようによっては楽しい日本原産のハーブになるかも〜



完熟なので少し茶色っぽくなったのも有ります。



下の写真で濃いグリーンの葉っぱは普通の赤い実のフウトウカズラ。
黄緑色のがオレンジ色のです。

一般的には薄い色の方が実も葉っぱもクセが少なくって柔らかいんじゃあないでしょうか。

実験して試してみますね。


今日もみなさまにとって楽しい１日になりますように〜